血圧とは

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一般には動脈の血圧のことで、血管の内圧の事で単位はmmHg(水銀柱ミリメートル)であらわす。。 血圧の基準として、WHO(世界保健機関)/ISH(国際高血圧学会)、米国高血圧合同委員会による 標準正常範囲は、収縮期(上)で130mmHg未満、拡張期(下)で85mmHg未満とされている。 標準正常範囲を超えた血圧が高血圧症と呼ばれ、標準正常範囲より低い状態は低血圧症と呼ばれる。

日本人の高血圧症

日本人は1日平均11〜12gの塩分を取っているといわれ、3人に1人、50歳以上では2人に1人が高血圧と推定されています。これは他国と比較しても非常に高い比率です。 日本人に高血圧が多いのは食生活が原因とも考えられます。WHO(世界保健機構関)の基準では、塩分は1日6g以下を目標にしておりますが、厚生労働省は10g以下を目標としています。

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血圧の変動について

1)一般に女性は男性よりも 5〜10mmHg 低い。
2)起床時は高くなり、夜間は低くなる。3)食後は上昇するが1時間ほどで元に戻る。
4)一般的に運動後は上昇します。
5)入浴のさいの熱めの湯は血圧を上昇させ、適温であれば、わずかに低下します。
6)気温が寒冷時が上昇します。温暖時は低下。
7)緊張や感情の動機、カァーとした時などに上昇す。
8)喫煙は一般に上昇させまが、適度の飲酒は低下する。     9)食塩は血圧を上昇させる。

血圧の正常値

低血圧症は、疲れが取れにくいという症状は出るが、一般にいわれる、低血圧ゆえに朝に弱いということは医学的に何も根拠がないらしい。
収縮期(上)が120mmHg−拡張期(下)が80mmHg=至適血圧
収縮期(上)が130mmHg−拡張期(下)が85mmHg=正常血圧

高血圧の基準値と危険要因とリスク

高血圧は、生活習慣病の一つであるが、健康人においても、加齢によって正常血圧は上昇する場合もある。 収縮期(上)が140以上−拡張期(下)が90以上=正常高値血圧
収縮期(上)が160以上−拡張期(下)が100以上=軽症高血圧
      血圧以外の危険要因は危険因子低リスクとなる。
     血圧以外の危険要因はタバコ、高脂血症、肥満など1,2個の危険因子がある場合中等リスクとなる。
     血圧以外の危険要因は糖尿病、臓器障害、心血管病など3個以上の危険因子がある場合高いリスク
     となる。
収縮期(上)が180以上−拡張期(下)が110以上=中等症高血圧
      血圧以外の危険要因は危険因子中等リスクとなる。
     血圧以外の危険要因はタバコ、高脂血症、肥満などの危険因子がある中等リスクとなる。
     血圧以外の危険要因は糖尿病、臓器障害、心血管病など3個以上の危険因子がある場合高いリスク
     となる。
-----------------------------------------=重症高血圧
      血圧以外の危険要因は危険因子高いリスクとなる。
     血圧以外の危険要因はタバコ、高脂血症、肥満などの危険因子がある高いリスクとなる。
     血圧以外の危険要因は糖尿病、臓器障害、心血管病など3個以上の危険因子がある場合高いリスク
     となる。

生活習慣病予防に適度な運動を

全身の筋肉を使い、心肺機能を鍛える有酸素運動が理想的です。有酸素運動にはサイクリング、ラジオ体操、ウォ−キングなどがあります。 ここで、気をつけていただきたいのが、ダンベルなど、りきむ動作があるものは避けてください。血圧が上がってしまいます。 毎日20〜30分程度の有酸素運動をお勧めいたします。

高血圧の自覚症状

めまい、頭痛、肩こり、耳鳴り、息切れ、動悸

高血圧が原因で発症しやすい病気

脳梗塞、心不全、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、脳卒中