防災 準備

ここ数年で地球温暖化に伴う異常気象が進み、台風にゲリラ豪雨が重なって、あちこちの川が氾濫したり、土砂崩れが起こったりして、生き埋めになったり、避難を余儀なくされたりする人は少なくありません。
また、首都圏で連日地震が起こり続けたことも、まだまだ記憶に新しいところです。首都圏はここ数十年大きな地震が起きておらず、そろそろ来るのではないかという憶測も飛んでいます。
もしもの時のために、普段から防災準備を行っておけば、災害時の被害が最小限で済みますし、命を落とすという最悪の事態も回避することができます。
でも、防災準備と言っても、具体的に何をすればよいのか分からないと言う人はいないでしょうか。防災準備で最初に用意すべきは、非常時の持ち出し袋です。

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非常時の持ち出し袋

何にでも良いので、丈夫そうな鞄を用意し、車の中に置いておくか、震災時咄嗟にそれを掴んで逃げれば良いように準備しておきます。
中には、震災時外出先で必要なものを、1人で持てる20kgぐらいまでを目処に入れておきます。家族がいれば小分けにするのも良い手段です。
<食料>
日持ちする食料や水を備蓄しておくことはまず基本です。ペットがいる場合は、ペットの分も忘れてはいけません。カロリーメイトなど、調理の必要のない物を中心に揃え、調理の必要があったとしても、カップラーメンのようにお湯を用意するだけなど、比較的簡単に用意できる物を揃えましょう。
日持ちしない物を置いておくと、いざという時に腐っていて食べられなくなっていたり、結局期限が来てから処分して、次に補充するのが面倒になってしまったりすることも良くありますので、できるだけ腐りにくいものを用意します。
<水>
また、水は欠かすことのできない物ですから、普段から多めに家や車に置いておくと良いでしょう。ペットボトルは給水支援が来たときに容器として使える物ですから、2リットルの大きい物をいくつか用意しておくと良いでしょう。 飲み水を万全にしたい場合は、携帯用浄水器が2万円ほどで購入できるので、一緒に置いておくと良いかもしれません。
<連絡手段>
ライフラインが切断されても連絡手段を残せるように、携帯電話、アマチュア無線の資格が有れば無線機と、手動充電器や車のシガーライターから電源を採れる設備を用意しておきましょう。もしもの時のために、家族や親戚などの連絡先を紙にプリントアウトして、常に袋の中に入れておくと良いかもしれません。
連絡手段も絶たれ、数日救援を待って過ごさなければいけない時のために、懐中電灯と予備の電池、そしてはさみ、ナイフ、カッターなどの基本的な工具も持って行くと良いでしょう。
その場にある物でも、ちょっとした道具を作れるようになりますし、壊れた物を修理することも可能となりますので、避難先での生活も大夫と変わってきます。
<防衛手段>
また、最悪の場合、救護要請用のホイッスルや、警棒やハンマーと言った防衛手段も一緒に持っておくことも大事です。人は追い込まれるとパニックを起こして理性がなくなりますので、襲われたりする可能性もあります。何か武器になるものを工具の中に、入れておきましょう。
<毛布またはシュラフ>
他にもちょっとしたティッシュ、ビニール袋なども役立ちます。家がなくなれば朝夕冷え込みが厳しくなりますので、防寒用の薄手の毛布などもあるとずいぶん楽になるはずです。
<医薬品>
次いで欠かせないのが、医療品です。大きめの容器に入った消毒液、胃腸薬、風邪薬、洗顔剤、鎮痛剤、包帯、火傷に使える軟膏などを入れておくと、何かの時に役に立ちます。
また、医療品の中にマスクを入れておくと尚のこと良いです。マスクは感染症予防と言うよりは、地震などで巻き上げられる防塵用のものが良いでしょう。

※ もしもの時に何が必要かということを細かく考えると、人それぞれ違うので、家族や友人と話し合って、自分は一体何が必要なのか、自分の家族には何が必要なのかということを、相互に確認し合って防災準備を行うのが一番良いのかもしれません。

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